皆様、こんにちは。オフィスＴヒーリングセンターの外川（とのかわ）です。
猛暑の夏も、生きにくい人生も、
オーラを輝かせて、軽やかに生きていきませんか？
自分らしい人生を創造するために
本当に必要な５つのエッセンス
～７つのチャクラから考える～
第２回 コミュニケーション
コミュニケーションはそもそも難しいもの。
人生を変えるブレイクスルーポイントと捉える。
どんなに頑張っても、人の心のすべては見えない
他人は、何を考えているか分からない存在です。どんなに親しい相手でも、人の心の中は見えないですね。自分の言っていることが常に正確に伝わるとはという保証もありません。誤解を解き、ズレを調整しながら合意を得ていくのがコミュニケーションなのです。
「なんだか面倒だなぁ」と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、まさにその通りです。コミュニケーションとは、複雑で面倒なプロセスなのです。でもそれを越えて誰かと心や気持ちが通じた合えた時は、何にも替えがたい喜びがありますね。
仕事、趣味、家事などにおいて達成感や満足感を誰かと分かち合えること、それこそ人生の醍醐味と言っても良いでしょう。
苦手意識の正体は、あなた自身の「思い込み」にある？
人と接するとき、あなたの頭の中には、どんな考えが駆け巡っているでしょうか？
「こんなこと言ったら何と思われるかしら･･･」「気まずくなってしまうかもしれない」
「どうせ分かってもらえない。話してもムダ」「私は、話下手だから」「馬鹿にされるかも」
「見下されるに違いない」など、様々なことを思ってしまいます。
また、怒ったら嫌われると思って怒りを抑えて、その鬱憤を他の誰かにぶつけたり、相手を怒らせないように、波風立てないようにと気を回して、いつも気疲れしている方もいます。
クライアントの方々は、セッションを進めていく中で、自分の中にこうした癖があることに気づいていかれます。その陰には必ず何らかの「思い込み」があります。
そして「思い込み」の下には決まって心の痛み、傷があります。
そこで、なぜそう思い込むに至ったのかという原因をセラピストと共に探していくのです。その原因を知り、それに対処できるようになること。
それが自分を癒すということです。
自己実現には、健全なチャクラが欠かせない
ここで、コミュニケーション能力とチャクラのエネルギーの密接な関係について考えていきましょう。図右のように、健全にチャクラが成長していると、私たちは、他の人と意見が違っていても相手に合わせなければいけないと考えたりはしません。
自分の感じ方や意見を尊重することが出来るのです。
自分を尊重できるので、相手の意見も尊重できます。
ですから、意見が衝突したとしても、健全な方法で向き合い、それを素直に表現することが出来るのです。これが第５チャクラの機能です。
しかし、図左のようにチャクラのエネルギーが弱いとどうでしょうか。
人は、心身ともに安全だと感じる場所を得て初めて自分の感情を感じることができます。
もし、あなたの人生にそれがなく、第１チャクラで十分なエネルギーを受け取ることが出来なければ、当然第２チャクラの感じる力も弱くなります。
感じる力が弱ければ、自分の意見は持てません。意見がなければ表現することはできません。それは、人とコミュニケーションする材料を持たないということを意味します。
さらに第３チャクラにおける自己イメージが貧弱になるため、自己否定感が強い人間になります。ですから、自分に自信がなく、自分はダメだと思い込んで、自尊心が低かったり、自分を大切に出来ていなかったら、のびのびとしたコミュニケ―ションや自由な自己表現ができるはずがないのです。
人づきあいが苦手で、人間関係に悩むのも当然のことです。
コミュニケーション・スキルを学んだからといって、一朝一夕に話し上手になれるわけではないのです。
出典：飛鳥新社 アネモネ2006年5月号 37ページより
脳が変われば、人間関係が変わる
私たちの脳には、失敗を繰り返さないように学習するという性質があります。
例えばかつて、コミュニケーションに関して痛い経験をしたあなたの脳は、黙ること、自分のうちに秘めておくことを学びました。
幼いあなたの脳は、そうすることによって自分で自分を守ったのです。しかし、大人になった今、その防御機能があなたを苦しめているのです。ですから、今、必要なのは、脳の中にあるかつてのパターンを打ち破ることです。
私たちの脳には「好き嫌い」を判断すると記憶を司る隣り合わせになって互いに密接な連絡をとりながら機能しています。偏桃体は、過去の記憶を参照して好き嫌いを判断するのだそうです。
過去に嫌な体験をしていれば、何かを苦手になったり、嫌いになったりするのは当然なのですね。しかし、偏桃体を活性化すれば、海馬も活性化し、記憶も変容していくということでもあります。
まさに「好きこそものの上手なれ」ですね。ですから、コミュニケーションも上手になりたいと思ったら、いきなりスキルや理論を学ぶよりも先に、あなたの話を遮らずに，100％
あなたの立場で共感して聞いてくれる相手や場を探すことが一番の近道なのです。そして、相手に受け入れられるという体験を重ねることによって、脳の細胞は活性化していくのでそれがすなわち、過去の脳の認識システムを解放してあげること。
あなたが、あなたにしてあげることのできる最大級のやさしさですね。
コミュニケーションとは、聴く力。優秀な聴き手があってこそ話し手が育ちます。
相手を理解しようという姿勢と共感の気持ちを持って受け止められた人は、自然と共感能力を養うことができます。その共感能力があなたの第５チャクラを花開かせていく力なのですね。
