皆様、こんにちは。オフィスTヒーリングセンターの外川(とのかわ)です。
これまで輝くオーラを創る秘訣として、①自尊心 ②コミュニケーション力 ③感情 ④現実力 について、主に心の傷や痛み、苦しみ、トラウマとの関連、脳の機能からお話しさせていただきましたが、最終回はスピリチュアリティ(霊性)についてお話ししたいと思います。
自分らしい人生を創造するために
本当に必要な5つのエッセンス
~7つのチャクラから考える~
最終回 スピリチュアリティ
魂が望む、
自分本来の人生を
スピリチュアルの誤解
最近は、「~さんは、さすがにスターのオーラを感じる」など、オーラやチャクラという言葉も当たり前に使われようになりました。
それは良いことと思います。私がオーラヒーリングを始めた30年前ころには、なかなか理解してもらえず苦労したものです。そしてスピリチュアルということについても、色々な誤解もありました。
オーラは、「あの人にはオーラがある」などとよく言われますが、特別な人にだけあるものではなくて、あなたにも私にも、どんな人にもオーラは存在します。犬にもネコにも、植物だってエネルギーを発しています。みんながオーラと呼ばれるエネルギー・フィールドを持っています。
そして、最近はだいぶ捉え方も変わってきたと思いますが、かつてはオーラが視える人は特別な力を持っている「特別な人」と思われることが多くありました。
誰だって透視能力者になれる?!
私が運営するヒーリングセラピスト養成スクールの生徒さんたちが、以前こんなことを言っていました。
最初は、本当に視えるようになるのか不安だったけど、いざやってみるとクラスの皆ができるし、今にしてみると普通の能力だって思うよね。
そう、そう、今まで使っていなかった脳の部分が活性化したわけだよね。
そう、人間がその部分を使わないから退化しちゃったんじゃない?サバンナに暮らす人はものすごく遠くまで見えるらしいものね。
なんて話をしていました。
確かにそうなんです。太古の人間にとっては、当たり前の感覚だったのでしょうね。
でも、文明の発展と共に生活は便利になって、そういう能力を使わなくても良くなったので、今は使っていないだけですね。「正夢」とか「虫の知らせ」というのは今もありますから。練習を積めば、普通の人でもオーラが視えるようになるんです。
例えば、赤ちゃんが大人には見えないものを視ていることってありますよね。
何もない方向を見て、ニコニコしていたり手を伸ばしたりする光景を見た方は案外多いのではないでしょうか。そういうとき「天使と遊んでる」なんて言いませんか?
ですから「オーラが視える人」は「特別な人」「スピリチュアリティの高い人」などと思い込みすぎないでくださいね。
また、練習すれば見えるようになるものなのですが、時々スッと視えない方もおられます。それは心が傷つきすぎていて、恐れが強すぎるのですね。
そういう方こそチャレンジしてみると良いかもしれません。今の自分のことが良く分かってきますし、ご自分の癒しに役立ちます。
ご興味をお持ちの方は、いきなりスクールを受けよう!と言う前に、グラウンディング・ワークで試してみると良いですね。
※クリックで詳しく紹介しているページに飛びます。
オーラやチャクラに触れる体験ができますので、それだけでも意識の変化が起きて、モノの捉え方や感じ方が変わって、世界が広がるかもしれません。
人間は本当に奥深い存在です
では、オーラが視えるようになったら即スピリチュアルな人かというと、その答えはNOになるでしょう。
私は、透視(リーディング)の練習のプロセスそのものにスピリチュアリティが開花していく秘密があると思っています。
オーラやチャクラは、その人の愛も優しさも、過去も未来も、心の傷もコンプレクスもすべてを雄弁に映し出します。だからこそ、心して相手に向き合う必要があります。
面白半分、遊び半分で扱うものではないということなのです。
スピリチュアリティとは、
何を大切に生きるかという価値意識のことです
その学びの過程で、相手のエネルギーも尊重しながら、自分の領域、すなわちオーラを大切にケアし扱っていくことを知るのです。
そこで幼少期の自分のトラウマに出会ったら、その心の傷に向き合い、癒して、乗り越えていきます。
それらの練習の中で、自分を深く知り、同じように相手のことを深く知り、共感し、真に思いやることを学んでいきます。
多くの方が「人間ってこんなにも奥深い存在なのか」と感嘆されます。
そういうプロセスを経ることで、人間性も高まっていきます。
チャクラが活性化すると、自然にスピリチュアリティが開花するのです
出典:飛鳥新社 アネモネ2006年8月号 37ページより
透視(リーディング)は、先程の生徒さんのコメントにもあるように、脳を活性化していくものです。
すると右脳と左脳のバランスも整っていくわけですが、その時、並行して、前回までお話ししてきた自尊心やコミュケーション力、感情、現実力にアプローチするのです。
そうやって、これらを司る第1チャクラから第5チャクラが活性化していくと、エネルギーが自然と第6、第7のチャクラに流れ込み、世界観が広がりスピリチュアリティも高まっていきます。
スピリチュアリティとは、オーラが視えることではなく・・・
「何を大切にして生きていくのかという価値意識」のことです。
ですから、スピリチュアルに生きるとは、前世や過去生を知ることでもなければ、ソウルメイトを探すこと、カルマを解消することでもないのです。
それを知ることが目的ではなく、知ったうえでそれをどう自分の人生に生かしていくかが大事なのです。 〈完〉
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色々お話しさせていただきましたが、
何かのヒントになれておりましたら幸いです。
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